ミニマルに暮らすヒントは茶道にあった

パリ風アパルトマン日常

bonjour!
わたしニケ。くろねこなの。

また突然ちいにいにが帰ってきたの。
久しぶりだけど下僕認定してやったわ。
でもわたしがお膝で寝てあげているのに動こうとするから厳しくシャーをおみまいしてやったのよ。
ま、すぐにまた出かけて行ったけどね。
出張のついでにわたしをもふりに帰ってきただけなんだけど、おっきいにいにも帰ってきて久しぶりにこのnikeneko’s apartmentに住民が勢ぞろいしました。
ママンはというと、にぎやかなのもたまにはいいけど大人なら身に着けておきたい「茶道」に挑戦したんだって。

茶道入門講座を受けてみて気づいたこと

ママン50代にして初!茶道入門講座を受けました。
きっかけはお友達に誘われたからなんだけどね。
これまで興味はあったけどちゃんと教えてもらう機会もなく、50年生きてきてしまった・・・。
子供のころ親戚の家にいた時、おそらく行儀作法をしつけるためか、いとこ達と一緒に叔母の点てたお薄をいただいてました。だから茶道は身近ではあったんだけど、お稽古に通う事はないまま今に至るというね。
でも大人になった今だから、お作法のすべてがなるほどと納得できて、なにより茶道のわびさびの精神がこれだ!と直感しました。

茶道について思い浮かべる際、「わびさび」というものを思い浮かべる方も多いでしょう。

日本の美の観念の一つであるとされています。

その二つは少し異なっているのですが、「わび」は、もののない「不足」を前向きに捉えること、「さび」とはもののない「不足」や劣化の織りなす美しさのことです。

千利休の愛した茶道とは、その「わびさび」を大切にする静かな場としての茶道なのです。

茶道の基本と入門~初心者がおさえたいこと~ | ワゴコロ (wa-gokoro.jp)

もののない「不足」を前向きに捉え、「不足」や劣化の織りなす美しさ。
断捨離やミニマリストに共通するよね。
断捨離はヨガの思想からきてますが、そこに「美」を見出すわびさびの思想に惹かれるのです。
これまでなんでも形から入るママンでしたが、茶道は形はもちろんなのですが、精神に惹かれたんですよね~。大人になったってことでしょうか。

形もね、”コア”の精神が定まっていれば外見にもあらわれると思うのです。
千利休の言葉「四規七則」です。

茶道の大切な心得を学べるのが千利休の言葉である「四規七則」。

「四規」とは和敬清寂の精神。

①和やかな心であること

②お互いに敬い合うこと

③清らかであること

④動じない心を持つこと

「七則」とは客人をもてなすときに大切な7つの心構え。

①心を込めてお茶を点てる

②本質を見極める

③季節感を大切にする

④命を尊ぶ

⑤心にゆとりを持つ

⑥柔らかい心を持つ

⑦互いに尊重し合う

茶道とは?知っておきたい作法や歴史、流派をご紹介 (asoview.com)

茶道は総合芸術でお点前、建築、陶芸、工芸、書画、いけ花と、すべて型が決められているのですが、”コア”の精神を形にしたもの。
すべてに意味がある。ん~刺さる~。
茶道の教えはいわばミニマルに心豊かに暮らすってことなんじゃ。
茶道の美意識をこれからの暮らし、そしてリノベーションプランに落とし込んでみようと思います。

コロナ過という事で、茶室ではなく大広間に茶室をしつらえた空間で開催されました。

様々な制限がある中でしたが、茶道の心は伝わってきます。

万物磨けば光りますよという意味の掛け軸。
初心者ママン、モチベーション上がります。先生のお心遣いが素敵です~。
野に咲くように活けられた茶花は季節を大切に命を尊ぶ「七則」の教え。

うさぎの香合。思わずかわいい~と盛り上がってしまいました。

写真では見づらいけど棗と棚の小口にも梅が。

道具を鑑賞するのも茶道。
今回のしつらえは初心者にもわかりやすく、女性好みなラインナップ。
茶道具にハマりそうでこわいよ。

今回は先生にお願いして写真を撮らせていただきましたが、お茶会ではもちろんNG。
ですが堅苦しく考えすぎず、楽しむことが大切だと先生はおっしゃられます。
日々の暮らしも・・・ですよね!

 

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