団地のキッチンをパリ風にするnikeneko流4つのアイデア

パリ風インテリア

nikenekoのアパルトマンにようこそ!


わたしの名前はニケっていうの。くろねこなのよ。
パリのアパルトマンで暮らしてるの。ほんとは古い団地らしいけど・・・。
ねこだから細かいことは気にしないの。
だってここのキッチンはパリのキッチンのよう・・・じゃなかったパリのキッチンなのっっ。
さて、今日はそのキッチンについて。
このアパルトマンのシステムキッチンのお話です。
ごくふつーの日本のシステムキッチンってつまらないよね。
おしゃれリノベーションされてるお宅のキッチンはすてきなんだけどなーって思ってる人、多いんじゃないかな。
nikenekoのアパルトマンもママンがリノベーションしたけど、 最初はごくふつーの日本のシステムキッチンだったのよ。
なぜならリフォーム済み物件だったからキッチンや洗面、トイレは新品の設備になってたの。ママンはそれらをもったいないからリノベーションで撤去せずにそのまま使うことにしたのね。
でもパリのキッチンを目指すママンにはなんの個性も無い、ふつうのシステムキッチンじゃものたりなかった!
かといっておしゃれシステムキッチンに入れ替える予算もなく・・・。
でもママンは諦めなかったのよ~。お金をかけずにちゃ~んっとパリのキッチンに仕上げたの。
少ない予算で団地のキッチンをパリ風にするアイデア、
nikeneko’sapartmentのお客様にシェアしちゃうよっ。

キッチンのシャンデリアと飾りだな

扉をパリ風にチェンジ

システムキッチンを選ぶ時って、まずレイアウトでしょ、それから次は~っと扉。やっぱ扉で選んでるよね。ということはシステムキッチンのイメージは扉なんですよね。
我が家のシステムキッチンはなんのへんてつもない白い扉。この扉をIKEAの扉に変えたらパリっぽくなるんじゃない?インディアンキッチンと合わせたキャビネットと同シリーズの扉にしたらトータルコーディネートできてシステムキッチンを変えるよりずっと安くできる!
そう考えたけど、残念ながらサイズが合わず。システムキッチンの扉はサイズが合わなきゃどうしようもないんです。切れるものでもないですしね。
そうなると現状の扉をアレンジするしかない!てなわけで何かいい方法がないか考えてみたよ。

パリ風タイルを貼る

まず、ペイントは水性ペンキがのらない素材なので却下。
壁紙を貼るのが一番手軽だけどキッチンの扉で使うには汚れがつきやすいので却下。
そこで思いついたのが床材。フロアタイルを貼り付けてみたよ。
床材だから汚れにくくて水に強い。塩ビ素材でカッターで簡単に切れる。床じゃなくてもキッチンの扉にちょうどいいんです。
壁紙屋本舗さんにあったフランス発ブランドのフレンチデコタイルを使ってみました。
我が家は柄物のタイルにしましたが、フロアタイルなら石調のものなんてのもあるんですよ。しかも安い!
これならシステムキッチンの扉のバリエーションよりはるかに種類が多くて、どれも安価なのでお好みのスタイルのものが見つかると思います。どれにしようかすご~く迷うけどね。

フレンチデコタイルキッチン扉
フレンチデコタイルを貼った吊戸棚

アンティークウッド風クッションフロアを貼る

引き出し前面はアンティークウッド風クッションフロアを貼ってみました。 これも床材で汚れに強く、カッターで簡単に切れます。切って貼り付けるだけ。お手軽だねっ。
引き出しの取っ手はアンティークウッドの雰囲気に合わせてIKEAに変えました。
引き出しをウッド風にした理由は柄物のパリ風タイルを全体に使うとちょっとくどいかなっと思って。
タイルはインテリアのアクセントとして使うぐらいがセンスよくまとめられると思います。

キッチン引き出し
クッションフロアを貼った引き出し

扉を無くす

シンク下を扉から→カーテンに

シンクの下はIKEAの引き出し式ゴミ箱をDIY。調理中はゴミ箱を引き出して野菜くずなどをぽんぽん捨てられるようになってます。でも扉を開けっ放しじゃ狭いキッチンでは動きにくくなるんですよね。
そこでカ ーテンにかえて調理中でも動線を邪魔しないようにしてみました。 
カーテンは汚れたら洗濯できて清潔を保てるところもポイント。しかも安い!
カーテンをつけてるレールはIKEA。引き出しの取っ手と同じ黒のアイアンで統一してみました。 カーテンでクラシカルなパリ風になったんじゃないかな。

キッチンシンク下カーテン
扉をなくしてカーテンに
シンク下の引き出し式ゴミ箱

コンロ下を扉から→キッチンクロスに

ここも扉をなくしてサイズがぴったりのキッチンクロスに変えました。
扉を開けるのにいちいち前に置いた物を退けなくてもいいようにね。 中に収納したフライパンがはみ出てたって大丈夫。扉が閉まらなくて困った!なんてことにもならないからスペースを最大限に使えるようになってます。
狭いキッチンだと扉を開けるスペースがもったいないよね。扉を思い切ってなくしたほうが使いやすいのです。

扉の替わりにキッチンクロス
扉の替わりにキッチンクロス

吊戸棚を飾り棚に

吊戸棚の真ん中の扉をなくして飾り棚にしてみました。棚のふちにモールディングをつけて額縁風にしてみたよ。
吊戸棚って身長が低いと使いにくくて。だから端から端まで使い切ることはなく、両サイド2箇所の棚があれば十分でした。
オープンになったスペースにはお気に入りのレシピ本や雑貨をディスプレーしてみたよ。キッチンでもディスプレースペースがあると気分があがるの。
収納は多ければいいというものじゃないのね。

吊戸棚を飾りだなに
レシピ本をディスプレイ
必要な時にはすぐ手に取れる

キッチンツールを吊り下げて見せる収納に

吊戸棚の下に流木を取り付けて吊り下げ収納にしました。
壁面にバーをつけるより簡単で掃除もしやすい優れもの。
吊り下げるグッズは黒とステンレスで統一してすっきり見せるようにしてます。見せる収納は見せても大丈夫なものを選んで。デザインのいいもの、お気に入りのものをそろえるとお食事作りのテンションもアップするよね。
流木がシステムキッチンのアクセントになってもちろん収納だってばっちりなのよ。

キッチンツールを流木に
キッチンツールの吊り下げ収納

まとめ

たった4つのことだけど、つまらないシステムキッチンが楽しいパリ風キッチンに変わったよ。 かかった金額も数千円程度とリーズナブル。4つのアイデアとも簡単にできてイメージもガラッと変えられました。満足♪
普通のシステムキッチン選びと違い、選択肢がたくさんあってコーディネートを考えるのも楽しいよ。パネルやタイルの柄、カーテンの色、組み合わせは無限大でどんなスタイルでも自分好みの組み合わせが見つかるはず。 自分仕様に使い勝手も変えられて、システムキッチンが自分だけのオリジナルキッチンにできちゃいます。
毎日使うキッチンが自分仕様のオリジナルっていうのは、毎日の家事を快適にできるってことですよね。 パリ風インテリア術で快適な家事を楽しむキッチンにしてね。

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