アンティークを使ってパリ的こなれ感のあるインテリアに

パリ風インテリア

nikenekoのアパルトマンにようこそ!

わたしの飼い主ママンはアンティークとか、ちょっとなつかしい可愛いものが大すき!
わたしが暮らしてるパリのアパルトマンもほんとは古い団地だって言うし。
でね、今回はママンが好きなアンティークについて、このアパルトマンで使ってみたら・・・古い団地がパリのアパルトマンになったよ!

リノベーションでアンティーク建具をリサイクル

ママンは2013年にこのアパルトマンをリノベーションする時、個室を2つ作りました。おっきいにいにとちいにいにのお部屋です。
その個室の建具はアンティークをリサイクルして使ったのです。
新しく建具を作ったり新品の既製品を使うより安かったんですよ。
それに新品には無い味わいが、パリの雰囲気を出すのになんともいい仕事してくれたんですよ~。 

個室のドアとして使う

アンティークのルーバー扉
もうひとつの個室のアンティーク扉

これはアメリカで使われていたルーバー扉だそうです。にいにたちの個室のドアとして使いました。
にいに達の個室はとても狭くて、それにあわせてドアもスリムなものにする必要があったのです。
ちょうどいいサイズのルーバー扉をこの団地のリノベーションを手伝ってくださったデザイナーさんが安く譲ってくれて。ほんっとこのデザイナーさんには感謝しかないです。
そんなラッキーな出会いのおかげで、個室の壁はこの扉にあわせて造作をしていただきました。
ドアノブはママンが昔、いつか使うかもってローラアシュレイで買っておいたものを取り付けました。アンティークじゃないけどアンティークの扉にぴったりだったので。こんな風に日の目を見れてよかったね。

アンティークのルーバー扉を開けた

室内窓として使う

アンティークの室内窓

リノベーションで室内窓をつけるケースが増えてきてますよね。
このアパルトマンの場合はアンティークの窓をつけていただきました。
これも先ほどと同じデザイナーさんがちょうどいいものを見つけてくださったんですよ。
ここはちいにいにのお部屋なんですが、真ん中に作った個室だから外の窓に面してないんです。それで明り取りとして室内窓をつけたんですね。
室内窓ならアンティークでも窓として性能上問題ないですからね。むしろアンティークガラスの表面のゆらゆらがロマンチックでママンもお気に入り。
価格も新品より安くすみましたしね。
はいっ安いって重要です。

個室側から見たアンティークの室内窓
ポイント
アンティークを使うにはリノベーション(もしくは新築時)に設計段階から計画しておくとい
いと思います。アンティークにあわせて造作すると問題なく使用できますよ。

簡単DIYでリサイクル

ママンはリノベーション後もこつこつ集めたアンティークを使ってパリ風インテリアを楽しんでます。

間仕切りとして使う

間仕切りとして使ったアンティークのルーバー正面
間仕切りとして使ったアンティークのルーバー側面

このルーバー扉は前の家で使っていたものを引越しの時に持ってきました。
アンティークショップでこの色に一目ぼれして買った思い入れのある一品だったからです。
ドアにするには細すぎるけど、お気に入りなのでこれはどこかで使いたいな~と考えて、キッチンとダイニングの間仕切りとして使いました。
間仕切りなんですが、ルーバーをいかして見せる収納的に使ってます。
ルーバーはSかんが引っ掛けられて何かと便利なんですよ。ママンはエプロンをかけたり、バッグをかけて収納にしてます。
ごちゃついて見えがちなものでもアンティークルーバーに引っ掛ければお店のディスプレイのように見せることができるんですよ。アンティークならではの立派な実用性ですよねー。

アンティークのルーバーにバッグを見せる収納

装飾をかねて使う

ダイニングのティンタイルプリントの壁紙

ママンが好きなアンティークにティンタイルというものがあります。
ティンタイルとはブリキ製の装飾パネルのことで、壁紙でもティンタイルプリントのものがあるんですよ。
壁紙屋本舗さんのショップで実際に使われてます。
このアパルトマンもダイニングの壁はティンタイルプリントの壁紙なんです。本物みたいにリアルなプリントでママンもちょーお気に入り。
だけどママンは壁紙だけじゃ飽き足らず、本物のアンティークのティンタイルも手に入れました。
リノベーションした後から本物のティンタイルが手に入ったので、ティンタイル本来の内装材として使うには加工が難しかったのですが、簡単DIYで使ってみましたよ。

壁の上のアンティークティンタイル

一つ目はにいにの個室とリビングの間の壁の上に ティンタイルを乗っけてみました。棚受けではさみこみ固定して壁の一部のようにしてます。

玄関に飾った白いアンティークティンタイル

もうひとつ、これは玄関の腰壁としてというより、絵を飾る感覚で使ってみました。
サイズや数があえばティンタイルを腰壁として使うのはポピュラーなやり方だと思います。玄関とか、人や荷物の出入りが多い場所に腰壁があると壁を傷つけずにすむという実用性がありますからね。
アンティークだと数がそろえられないことはよくあることですから、そんな時は簡単に絵として飾るのもアリですよね。

白いアンティークティンタイル

まとめ

使ってみた感想

どれも古いものだけど使用にはまったく支障が無いなぁというのが感想です。
このアパルトマンの内装は古さを活かしたミックススタイル。コンクリートむきだしの壁や天井が無機質で冷たいイメージになりがちなんですよね。でもそこにアンティークが加われば冷たいイメージが中和されたように感じます。
アンティークのもつ使い込まれた歴史とかが温かみを感じさせてくれるんだと思ってます。これがアンティークのいいところなんだよね。

アンティークでこなれたインテリアに

アンティークって使い方も人それぞれ、いろんな使い方をしていいと思います。こんな風に使ってるんだ~とか、アイデアしだいでいろいろ使い道が広がるのは楽しいですよね。
海外のインスタグラムをみてアイデアを研究するのも楽しいもの。
ママンが思うにアンティークが加わるとこなれたインテリアになるんです。
アンティークって一点ものだから、それを加えるとその人だけのオリジナルインテリアになるんだよね。
まったく同じものをコピーできないってことだからね。
それに使い込まれた感じがこなれ感をかもし出してくれるんです。
ファッションだけじゃなくて、インテリアでもこなれ感をだすとおしゃれに見えるんじゃないかな。
結論!パリ的なインテリアってこなれ感だよねっ。

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