DIYじゃなくても簡単にパリ風インテリアにするコツ

スタイリング

nikeneko’sアパルトマンへようこそ!

ママンは古い団地やマンションをどうすればパリのインテリアみたいにできるかなぁって思うの。
このアパルトマンはママンたちがセルフリノベーションしたんだけど、DIYを駆使した手作り感満載なインテリアとかって、かわいいけどパリのインテリアみたいではないよね。
かわいいじゃなく男前インダストリアル風ではどうかっていうと、男前もおなかいっぱいというのが率直なところで・・・。
DIYでオリジナルなはずがなんだかみんな似たようなインテリアに見えてきちゃうのです。ママンの年のせいかなぁ。
でもよく考えたらDIYしなくてもパリ風インテリアにできるコツがあったんだよね。
パリのアパルトマンで暮らしてる(ほんとは古い団地なんだそう)くろねこわたくしニケが、パリ的インテリアだと思うポイントを考えてみたよ。

DIYは要らない!これだけでパリのアパルトマンに

パリ的カーテンの使い方

パリのアパルトマンのイメージって、高い天井と細長い観音開きの窓にゆれるカーテン。
これなんですね。
そこで一つ目のポイント。パリ的カーテンのつかいかたです。
このカーテンのつけ方が重要なんです。
このアパルトマンのカーテンはIKEAのものを使ってます。
IKEAのカーテンはながーいよね。このながーいカーテンを切らずに全部つかいます。
長いカーテンを窓より上、天井から吊るします。で、下は布をたるませておきます。
これだけ、たったこれだけで古い団地がパリっぽくなるんです。
どういうことかと申しますと、縦長のラインを強調するんですね。
パリの窓は高い天井から細長い形でついてるのです。これはパリは緯度が高いので弱い日光を沢山取り込む建築になってるからです。
脱線しますが南仏の方にいくと、これが逆に強い光をさえぎるように鎧戸がつき、窓も小さくなってきます。
こちらでは建物の窓は変えられないので、カーテンのつけ方でパリ風にしたのです。
圧迫感がでるんじゃないかと思ったけど、これがむしろ逆で天井の低い古い団地が広く感じるんですよ。
このアパルトマンではカーテンはすべてこのスタイルで貫いてます。きりっっ。

リビングの掃き出し窓も

リビングのカーテン全体

レースのカーテンは天井からぎりぎり床までの長さです。
レース模様がきれいに見えるよう、 ドレープはよせずにタペストリーのように一枚でかけてます。
グレーのリネンカーテンは上から下までたるーんと長めにたるませて、縦のラインを思いっきり強調してみたよ。

リビングのカーテン下

ダイニングの掃き出し窓も

ダイニングのグレーのカーテン

こっちのレースのカーテンはティンタイル模様の壁紙を見せるため、 天井からかけずに、窓の大きさに合わせた長さです。

ママンの寝室も

寝室のグレーストライプカーテン

この部屋は和室なので床でたるませず、ちょうどの長さにしてます。

押入れクローゼットも

押入れクローゼットのベージュ色カーテン

ここは上から下まで長めに使ってます。押入れの上が天袋収納で襖をかくすためでもあるんです。

サニタリーも

サニタリー前のカーテン上の部分

狭いところほど縦のラインを強調した方が広がりを感じます。

キッチンの勝手口も

ここはコンロの近くなのでテープで貼り付けてあります。

キッチンとリビングの間のカーテンも上から下までたるーんとたるませて

ここはレ・トゥーリストのベルベットのカーテン。下をたるませてると冷気が入りにくいような気がします。

家中こんな感じです。

カーテンのドレープはエレガントで大人のイメージがするね。縦長のラインとエレガントさでこれぞパリ的!って思うのです。

テーブルクロスを活用

もうひとつのパリのアパルトマンのイメージ。
光が差し込むフランス窓のかたわらにはクロスがかけられたテーブル。
そうなんです。このアパルトマンではテーブルクロスを使ってます。

テーブルクロスはフォーマルでクラシックなイメージがあるかもしれないけど、あえてモダンなセブンチェアやイームズの椅子とあわせてパリ的MIXスタイルにしてます。
テーブルクロスはお洗濯が大変!と思われるかもしれないけど、我が家の場合はプレースマットと併用して、だいたい週一回の洗濯で大丈夫なかんじ。
テーブルクロスとプレースマットとのコーディネートも楽しみの一つなんです。
季節やその時の気分、特別な日のお料理とのコーディネートなど、暮らしを楽しむのにテーブルクロスは大事なアイテムだったりするんです。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭ではテーブルクロスはちょっとむずかしいかもしれないかな。だからこそテーブルクロスはおとなのインテリアの特権なんですね。
おとなのインテリアはパリ的なんです。

白いグラフチェックのテーブルクロス

グレージュカラーのテーブルクロスから白いグラフチェックのクロスへ。
イメージチェンジもらくらく。

まとめ

今回はカーテンとテーブルクロスについて紹介させてもらったけど、どちらもインテリアの主役といっていいくらいイメージを左右します。DIYじゃなくても大きくイメージを変えられるアイテムなんですね。
カーテンは大きな面積を占めるものだから、色、柄だけじゃなくつけ方までこだわってみると同じカーテンでもイメージが全く変わってくるよ。
テーブルクロスは気軽に変えられるのがいいよね。テーブルを買い換えるなんてそうそうできないけど、テーブルクロスなら値の張るものじゃないからね。

いまどきカーテンやテーブルクロスは古いなんていわず、どちらも試して損はないと思います。 

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