bonjour!
わたしニケ。くろねこなの。
あっつ~っっ!夏ですね。
ママンは梅雨入り前にソファカバーをお洗濯出来てよかったわね。
梅雨入り前に大物のお洗濯を済ましておくと、うっとおしい梅雨が少しは爽やかになるかもよ。
ママンは夏に向けて(その前に梅雨だけど)いろいろ用意しておきたいものがあって
その中のひとつ、5月の強い紫外線対策に透明サングラスを買いました。
付録目当てで買った雑誌がある意味おもしろかった件
付録の目を守る透明サングラスにつられる50代おひとりさま
ママンが買ったサングラスは雑誌の付録。
付録目当てで雑誌を買ったの。
60代向け女性誌らしいんだけど、通勤や屋外での作業に目の紫外線対策は必須になってきたと感じている50代ママン。
付録にしっかりつられてしまいました。
どんな服とも合わせやすい、付録とは思えないちゃんとしたメガネです(笑)
色付きサングラスでは勤務中はNGだし、電車内や街中ではマスクにサングラスでは怪しすぎるし。
ずっとかけてられるサングラスが欲しかったのよね。
そんな時にこの付録が目についたってわけ。
60代向け雑誌の付録が50代ママンのニーズとドンピシャっていうのも気持ちは複雑だけどね。
メガネの方は気に入って毎日愛用してます。
で、雑誌の方はというと・・・。
60代の素敵な人って?
この雑誌は初めて読んだんだけど、特集が
厳選10着!
「素敵な宝島田家(たからしまだけ)物語」
60代の夏の着まわし3週間
グランマ夫婦がハワイに移住!?
娘家族もお家探しで大騒ぎ!
なんだそうで。
この素敵な宝島田家(架空)のプロフィールが
主人公・妻:素敵なグランマ宝島田素子
子供たちが独立してからは持前の好奇心と行動力を存分に発揮し、友達と出かけたり、習い事を始めるなど、自分の時間を楽しむように。
夫:愛妻家のグランパ
元エリート商社マン。仕事人間で留守がちでしたが、定年後コンサルタント会社を起業してからは家で過ごす事が増え、夫婦の時間を充実させたいと模索中。
娘:子育てと仕事を両立中
おしゃれセンス抜群の宝島田家の長女。アウトドア好きの夫と小学4年生の男の子の3人暮らし。週に1度は実家に遊びにくるほどグランマと仲良し。出産前に勤めていた広告代理店に復職し、子育てに仕事に奮闘しています。
娘の夫:自然を愛するナイスガイ
広告代理店勤務。春夏は海でサーフィン、秋はキャンプ、冬は山でスノーボードと1年中自然と寄り添うアウトドアマン。時には趣味に走ってしまうこともあるけど、休日は家族に得意の料理を振る舞う、とても優しい夫です。
孫:ゲームも勉強も一生懸命!
省略します。あしからず!
以上。宝島田家の人たちのプロフィールです。
いや、これ、素敵の価値観が40年前っ‼
たしかに40年前の多くの女子たちは、短大卒業して3高のエリート捕まえて結婚、寿退社。
女の子をもうけてママ友たちとのマウンティング・マウンテンのトップクライマーとして死ぬまで現役みたいな。
でも設定で面白いのは宝島田家の娘は広告代理店で同僚と結婚、育休取得後復職してるんだよね~。
素敵なグランマはできなかったキャリアウーマンへの憧れは娘の設定に託されてるんだよ。
そうは書かれてないけど。
娘のお受験マウンテン登山中も、かつての合コンライバルたちの中にはキャリアを積んで成功した女性もいたんでしょうね。って、勝手にサイドストーリー考えちゃう。
何よりこの素敵なグランマのプロフィールが他の登場人物に比べて弱すぎない?
友達と出かけたり、習い事って・・・それだけ?
娘の夫のプロフィールだって妄想詰まってるよ。ツッコミどころ満載だけど。
休日に得意料理作る男が優しいって・・・本気で思ってんのか?娘は子育てと仕事に奮闘してんでしょ。休日にだけ料理作ってイクメン気取ってるあかんやつじゃん!
リアルに60代の妄想の声を聞いて記事にしたのかしら。
これが雑誌作ってる現役世代の若い人の思う素敵なグランマの暮らしだったら40年前と同じよね。昭和だね。
60代向け雑誌だけど作ってるのは現役世代のはず。
宝島田家は素敵だけど、今は多様性の時代。
ひとつのプロトタイプを素敵とする価値観は、他人軸の価値観で生きることだから現実にはとっても大変。
現役世代の人には自分軸で生きる事を考えてほしいね。
60代にしろ50代にしろ、常に他人と競争、比べられて育ってきた人が多いとは思う。
だから他人から素敵だと言われることは何より重要。そのために比べることでしか幸せを感じられないのは寂しいと思うんだけど。
ま、多様性だからそれもまた良し!なんだけどね。
ママンはどうなのって?
ママンは人生いろいろ50にして惑わずの域にはまだまだかな。
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