bonjour!
わたしニケ。くろねこなの。
ずっとお出かけ記事が続いてます。
遊び歩いていたら12月もあっという間ね。
大掃除は帰省するちいにいにも巻き込んで短期集中でやっつけるつもりです。
ちいにいにがブーブー文句言うのが目に浮かびますが・・・。
せわしない師走のひと時、京都のモダン建築で夢の世界に浸ってきました。
京都モダン建築で夢の世界に浸る
前回記事と前後するけど午前中シネマ歌舞伎を観た後、旧駒井邸を見学しました。

シネマ歌舞伎は3時間を超える大作。
途中お腹がなりだして冷や汗ものでした。
お昼ご飯は映画館のすぐ近くにあるきんし丼で有名なかねよさんへ。



今年一年のご褒美ということでウナギを食べました。
うなぎなんて何年振りだろ。

レトロな店内は庶民的な雰囲気。
鰻と言えばすっかり贅沢品になってしまいましたから不釣り合いな感じがしないでもない。
本来は庶民的な食べ物だったのでしょう。

おなかいっぱいになったら京阪電車から叡電に乗り換えて茶山までむかいます。
芸大生と思しき学生さん多め。
駅から疎水沿いを少し歩いて向かったのは


京大名誉教授駒井博士が暮らした住宅です。
ヴォーリズ設計で、こじんまりとした可愛い洋館は子供の頃夢見たおうちそのもの。
窓には藤棚が設けられ、芝生の庭に小さな池。
レンガを敷き詰めたテラスでお茶を飲みながら芝生で遊ぶ子供たちを見守っている・・・。
そんな未来を夢見ていたことを思い出しました。
ジブリの世界ですね。




調度品も当時のものが保存されています。
どれも可愛いです。
駒井夫人は神戸女学院出身でヴォーリズ夫人と同窓生。
大正・昭和の初めのセレブリティの生活を垣間見るようです。








大人になってから神戸女学院出身のセレブに憧れることはないのだけど、
子供の頃はお姫様願望と言うのかな?お姫様だったりドレスだったり、お城や洋館に対して憧れが強い子でした。
三つ子の魂百までなのか、今もそのころの夢を追いかけてるフシはあるかな。
ママンの古いものレトロ好きは筋金入りかも。






西日の刺す美しい階段を上がって2階はこれまた可愛いプライベートスペース。

温室のそばでひっそり咲くばら。
夢見た光景です。

夢の世界に浸った後は

夕飯は駒井家住宅の庭で採れた柿のサラダとル・プチメックのローストビーフサンドでひとり飲み。
フロストベリーのプレートとホワイトオークで出来たカッティングボードは北欧カントリー風のテーブルコーディネートになりました。

シネマ歌舞伎を観て、京極かねよと旧駒井邸と大正、昭和初期の香りに包まれた一日でした。
まるで細雪のごりょんさんになった気分。
現実は厳しいけど夢を見るのはタダですからね。
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