bonjour!
わたしニケ。くろねこなの。
実は先週からnikeneko’s apartmentに今年もこたつが登場しました。
おかげでわたしもママンもこたつでまったり、至福の時を過ごしております。
過去の体験を振り返っていると、なんと今の平和で幸せなこと!
今回も引き続きヘビーな詐欺被害の話です。
マルチ商法体験記その2
利子20%?よくある儲け話に騙された
マルチ商法体験記2回目はねずみ講なのか、実際のところはわからないのですが、
詐欺被害にあったお話です。
これも今ではそんな話に引っかかる?と思うのだけど、信頼してる人からという、繋がりを利用された詐欺なのでマルチ同様騙されたんですね~。
30年以上前の話です。
まだ結婚前だったママンの元夫のお友達が利子20%の社内預金にお金を預けないかと誘ってきたの。
いくら若くて社会経験の少ないママンでも、そんなうまい話あるわけないと最初は信じられませんでした。
ですが、このお友達は元夫の実家にもよく出入りしてて、元夫の両親とも親しい間柄の人物。
で、この人物は記者ではないんですが大手新聞社の社員だったのです。
有名大学出身ではなかったので恐らく昭和のコネ入社組だと思われるけどね。
まぁでも、この経歴で騙されてしまったんですね~。
○○新聞のような大会社なら社内預金に利子2割もあるのかなと。
バブルのころでしたから、長銀のような政府系金融機関でさえ無茶な投資を集めていたからね。
バブルに踊らされている人も身近に見てましたし、もちろん当時はバブルがはじけるなんて思ってもみなかったし。
そんな感じでママンは元夫を介して新聞社社員というこの人物に10万円を預けたのです。
最初の数か月は利子2万円分を毎月元夫を介して受け取っていました。
ところが半年だったか、記憶が定かではないのですが、ある日利子が10%に下がりますという話になりました。
ハイ、詐欺あるあるですね~。
この時点で元夫のお母さん、元お姑さんですね。元お姑さんのアドバイスからこれは怪しいから返金してもらいなさいということで、預けていた10万円を返してもらうようにしました。
こうしてママンは元お姑さんのおかげで被害にあわずに済んだのです。
ですが、事態は深刻なことに・・・。
ママンの元夫は会社の同僚たちからもお金を預かっていたのです。
元夫が勧誘したわけではなく、こんな友人がいるという話になった時に自分たちもやりたいと頼まれたそうで。
そんな無責任に頼まれるなよと思うけどね。
しかもこの会社の人たちはかなりまとまった額を預けていたそうで、ママンが怪しいからと止めた後も続けていたんです。
すると利子が下がってからしばらくすると、この新聞社社員は行方不明に。
この人物はヤバそうな人からもお金を集めていたらしく、その怖そうな人たちが元夫のところに新聞社社員の行方を探しに来たそうで。
もちろん元夫の会社の人たちの元金は新聞社社員の人物と一緒に消えたまま。
元夫の会社の人たちは自分から頼み込んだわけだし元夫の責任は問われませんでしたけど。
今時ドラマでもこんなベタなオチないよね。
その新聞社を相手に訴えてもよさそうだけど、なにせ証拠が何もない。
本人は行方不明のままで、探し回っていた怖そうなお兄さんたちに海に沈められたんじゃないかと思ってます。
ママンの元夫は家族ぐるみで仲が良かった友人に騙されていたわけだから、金銭的に被害はなくても相当ショックを受けていました。会社の人に紹介もしちゃって、間接的に犯罪に加担していたわけだし。
ママンはというとこの人物、こんな話が出る前からいい印象がなかったの。
これも何というか、違和感みたいな?いい友達に見えなかったの。
どちらかといえば悪い友達の様な印象。
当時は元夫とこの人物が仲が良すぎて妬けるから、そう感じるんだと思い込んでたけど、ママンのこの直感は当たっていたんだよね。
ママンはもっと自分を信じたほうがよかったのよ。
元ダディにも自信をもってこの人物と距離を取るべきだとお願いすればよかったのに。
そんなこと言って嫌われたくないとか、依存する気持ち、自信のなさにマルチや詐欺の入り込むスキがあったのかなと思います。
まだマルチ商法体験談は続きます。
つぎは身内の話。マルチは身内にもあったのです。
悪い顔ね~。
悪い顔でもひともねこも外見じゃわからないものよ。